第二回 HAL・地雷探査機

 第二回はHAL®と地雷探査機についてです。
 今世界に埋められている地雷は約 1 億個と言われています。全てを撤去するには 1000 年以上かかります。
 それらにより、20 分に 1 人が地雷によって手足や命を奪われています。
 そして、今現在も、数万個もの地雷が新たに埋められているのです。
 「動き」を地雷によって奪われてしまった身体を動かせるロボットがあること、
 地雷自体を安全に無人で撤去出来るロボットがあること、
 それによって世界の何万人という子供たちが救われる事実があるということを、知ってもらえる機会になればと思います。
 
 
■ロボットスーツ HAL®とは?
 ロボットスーツ HAL®は、脚を悪くしている人の脚力・歩行機能をサポートし、
 歩くことの素晴らしさを取り戻してもらうことを願って誕生したロボットです。
 現在日本国内の施設等で使用されています。

■利用方法
 脚の外側にロボットスーツ HAL®を装着することで、歩行をある程度サポートします。
 また、それを利用することで足腰・バランス感覚等のトレーニングなどに使われています。

■原理
 人が動こうとすると、脳から電気信号が筋肉に送られます。
 HAL®はこの電気信号を読み取り、コンピュータで処理することで
 歩行をサポートします。その処理は筋肉が動くより一瞬早いため
 自分の意思で違和感なく動かすことができます。

■リンク(興味のある方はどうぞ)
http://www.cyberdyne.jp/robotsuithal/index.html
 
 
■地雷探知ロボットMHVについて
地雷探知・除去活動は、依然として数十年前に提案された人手による方法で行われています。
しかし、このような人手による作業では、作業者に対して常に危険が伴います。
そこで、高感度を有する金属探知機と地中レーダ技術の長所を積極的に活用し、
安全かつ高精度な遠隔操縦方式で行う地雷探知小型車両の開発をJSTプロジェクトが行っています。
 
■多機能アーム
地雷撤去の邪魔になる金属を取り除くための電磁石と、土を吹き飛ばすためのエアブロアがあります。
 
 ■センサアーム
広範囲に動かすことができます。
備え付けられている地雷探知センサの方向をいつも下向きに保つことができます。
 
 ■リンク(興味のある方はどうぞ)
  ◇独立行政法人科学技術振興機構(JST)人道的対人地雷探知・除去技術研究開発推進事業
  ◇千葉大学教授・野波 健蔵氏による「地雷探知ロボットと無人処理車による地雷除去支援」(資料)      http://mec2.tm.chiba-u.jp/~nonami/nonami.pdf
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