第三回 Robonaut2・ワカマル

 第三回の今回はRobonaut2とワカマルについてです。
 今や技術の発展とロボットの発展は切っても切れない関係にあります。宇宙の開発は近年どんどん進んでいますが、まだまだ宇宙は人間にとって住める場所ではありません。そこで、どんな環境でも作業ができるロボットの力が必要不可欠となります。
 また「ドラえもん」をご存知でしょうか。「ドラえもん」では一般の家庭にロボットが一緒に暮らしています。それが漫画だけの話にとどまらなくなる時代がいずれやってきます。
 宇宙でも家庭でも、技術の発展によってロボットと人間が共存する時代がやってくるのです。


 Robonaut2



 Robonaut2(R2)は、初めて宇宙に飛び出すヒューマノイドロボットです。2011年2月24日にディスカバリーで宇宙へ打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)へ運ばれました。今はまだ船外活動はできませんが、いずれは宇宙飛行士と共に仕事を行えるようになるでしょう。
 宇宙船の修理、小惑星の探索など、放射戦野スペースデブリで危険な仕事を人の変わりにできるようになります。
 R2は文字を書くこと、約10kgのダンベルを片手で持ち上げることiPhoneを使用することなど、精密な動作ができます。


ワカマル


 主に家庭で留守番をしたり、家族の予定や伝言などを伝えてくれます。また家だけでなく、病院やお店で案内役や受付係として、人間の代わりに働いています。
 このように、ワカマルは人間と自然で豊かなコミュニケーションをとることによって共存し、人間の生活を豊かにしてくれます。
 ワカマルに使用されている技術はROBO+で製作しているロボットにも搭載しています。一部の例として、赤外線センサと呼ばれる障害物を感知するセンサが挙げられます。これは、前方の左右にある物体を認識するもので、新入生が作ったライントレーサに搭載されています。

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