第1回 リモコン製作小話

2016/02/17 2:22 に Robo Kirarin が投稿   [ 2016/02/17 3:42 に更新しました ]
今回はもの作り教室に来てくれてありがとう!
このたびはカスタム探査ロボrev.3解説ページと称してこのキットで出来るよりハイレベルな遊び方や小ネタを紹介していきたいと思い、このページを開設させていただきました。
第一回はリモコンの製作小話!このキットのリモコンを作るにかけての小ネタを紹介していきたいと思います。
今年度3回に渡ってもの作り教室を行う過程で、リモコンも少しずつバージョンアップを重ねて来たんだ。
一番の課題はやはりこのサイズで作ること!
機能を拡張したい!もう他の部品を乗せるスペースは無いけれど電池ボックスにぴったり収まるこのサイズだけは譲れない!
という問題を解決するために毎回ボタンを検出する方法を変えたりアップグレードを繰り返してきたんだ。

小ネタ1.実は幻の没モデルがある
実はこの3モデルの前に開発したリモコンが有るけれど角がとがってて危険、ボタン同士が離れすぎていて同時押ししにくい、カスタムコードの設定を行うのにドライバーが必要など、まだまだ快適に使うことが出来ないと判断してもう一回作り直したという経緯があるんだ。
第1回のリモコンの左下がrev 1.0ではなくrev 1.2と書いてあるのはその名残。
当時は部品を実装したものもあったけど今回は基板しか見つからなかったからその画像を公開!!
小ネタ2.第3回リモコンにはデバッグモードが存在する
互いにシューティングバトルをしたり、マトを動かしたり色々な遊び方をしてもらったと思うけど実はリモコンの出している信号と本体が出している信号は基本的には同じものなんだ。
今回は4つの0と1を操作して赤外線の受信先を設定してもらったと思うけれど、実は名前を決める0と1がもう一つあってそれをONにすれば機体の撃つ赤外線と同じものをリモコンから出すことが出来るようになるんだ。
普通の方法ではリモコンは4つまでしか設定できなくて、5つ目のビットは常に0になっているんだけれど、僕らがデバッグするために作った特殊モードが有ってこのコマンドを使えばリモコンから機体にジャマ-信号を送ったりマトを操作することが出来るようになるぞ。















小ネタ3.第2回のリモコンは第3回の機体でも使える
第1回から第2回にかけて通信のやり方を変えてしまったから、第1回のリモコンは第2回で使うことが出来なかったけど、第2回と第3回の通信コードは同じだから第3回のリモコンで第2回の機体を、第2回のリモコンで第3回の機体を動かすことが出来るんだ。
ただ、上で紹介したデバッグモードは第3回リモコンで初めて作られたものだから第2回ですることはできないよ。

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