基板加工機の使い方

このページは電気系の学生向けです。
MBEで基板のパターン設計をして、
基板加工機で加工する方法をまとめています。

工具・材料について

基板加工機を使うには、専用のドリルと生基板が必要です。
いずれも加工機に備え付けられていますが、
消耗品なので、自分で用意するようにしてください。

いずれもPCBマテリアルズというお店で買えます。

生基板はFR4-005Sというガラエポ基板が、
厚みと大きさがちょうど良く、加工実績があります。

ドリルは中古超硬ドリルセットがおすすめです。
1,000円くらいで、よく使うドリルがセットになっています。

PCBマテリアルズで売っているドリルにはリングがついていないので、
別途、ドリル用リングというものを買う必要があります。
10個入210円のものを買えばOKです。

生基板については、デジットでジャンク品が安く買えます。
アルミ材、棒材コーナーの足元にひっそりと置かれています。

プリント基板の設計

設計方法はエッチングで基板を作る時と変わりません。
こちらのページを参考に設計してください。

ただし、基板をきれいにカットしたい場合は
DIMレイヤーに基板の外形線を書いてください。

この外形線の中心に沿って刃が通るのではなく、
刃の太さも考慮して、外形線の外側に沿ってカットされます。
つまり、外形線の太みも含めた領域が基板の領域になります。
とりあえず外形線の太さを0.1mmにしておけば何も悩まなくていいです。

ガーバーデータの出力

MBEのメニューからFile → Export CAM DataGerberを選んでください。
出力するレイヤーを問うダイアログが出るので、
SOMDIMDRLをチェックして出力してください。
ダイアログで指定したフォルダに
*.DIM*.SOL*.DRD*.DRIというファイルが出来上がります。

加工データの作成

執筆中
  1. 基板加工機に備え付けられたパソコンを起動

加工機・生基板の準備

執筆中
  1. 基板加工機の電源を入れる
  2. 生基板に固定用の穴を開ける
  3. 生基板を紙テープで固定する
  4. 切りくず吸引用掃除機の電源を入れる
  5. 加工開始

後片付け

執筆中
  1. 切りくずをお掃除
  2. 加工機の電源を切る
  3. パソコンをシャットダウン
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