メンテは気が向いたらしかしてないので,最新のMBEじゃないかもしれない点に注意.
基本的な使い方は上記のURLからマニュアルをダウンロードして勉強して下さい
MBEを使いこなすコツは
グリッドの設定と
部品化です!!!!!
上手く使いこなしましょう!!!
グリッド設定
Set Originでいい感じの所に設定し,Set Grid Pitch...でいい感じの値を代入して自分の都合の良いように設定しましょう
Grid Pitchは基本的に2.54mmです
部品化
部品化は部品の要素をすべて選択した状態でEdit>Componentingで出来ます
黄色い文字でNUMBERが出てくれば成功です
部品化する前にSet Origin で部品の左下に基準を設定しておくのがおすすめです
さらに、部品化した後は右クリック>Propertyで部品名などを設定しましょう
Text、Nameに部品の名前を入力して
Draw on the DOC layer にチェック✔を入れて下さい
ライブラリ
自分で作った部品はいつでも呼び出せるように保存しておきましょう
まずはmbe(binが入っているフォルダ)の中に”Lib”という名前のフォルダをつくっておきましょう
部品を一通り作ったら、File>Save As...を選択しmbe>Lib にファイルを保存します
次にSet>Libraryを選択した後Addをクリックして、先程保存したファイルを選んでください
最後にOKをクリックすると完成です
つくった部品の呼び出し方法は下図の
〇をクリックして部品を選択するだけです
DRPでよく使う部品のライブラリを
ライブラリのページに置いておいたので,使ってください.また,部品を追加した場合は,
ライブラリ内の更新履歴を更新した上でアップロードしておいてください.
プリント基板設計で使うレイヤーは赤い枠がついているものだけなので
それ以外は非表示にして大丈夫です
レイヤーの解説は本家のマニュアルに
詳しく書かれているのでよく読んで下さい
PTH ・・・スルーホール
PLC ・・・部品面のシルクスクリーン
CMP ・・・部品面のパターン(DRPではジャンパー線として使用)
SOL ・・・ハンダ面のパターン(主にこのレイヤで配線する)
DIM ・・・外形線
DRL ・・・ドリル穴
DOC ・・・コメント,メモ
配線の太さ
線の太さは0.8mmがおすすめです
設計が厳しい場合には0.5mmまで細くして大丈夫です
ただしモーターやFETにつながっている部分は
電流がたくさん流れるので
2.0mm以上にして下さい!!!
できれば下の図のように,ポリゴンを使ってベタにしてください.
でないと,配線がはじけ飛びます.冗談抜きで.
また,ベタにつながるPTHやPADはInhibit generating thermal reliefをチェックして
サーマルリリーフを生成しないようにしてください.
サーマルリリーフについてはWikipediaの該当ページを参照のこと
簡単に言うと,ベタとPTH/PADの接続部分を少なくすることによって熱を伝わりにくくして,
ハンダ付けをしやすくするパターンの描き方のことです.
MBEではinhibit~をチェックしない限り,サーマルリリーフが生成されるので,大電流を流す部分などでは
サーマルリリーフを生成しないようにInhibit thermal reliefをチェックしてください.
プリント基板設計のコツ
基板を小さくしたいときこそ狭いピッチで設計を始めたらダメ
まずは,2.54mmピッチくらいで,配線がシンプルになる部品配置を探ろう.
ピッチを狭くして詰めるのはそれから.
基板に文字を入れる
感光用のパターン印刷や,トナーの転写時に向きや裏表を間違えないように,なにか文字を入れておくとよい.基板の名前や作った日付など好きなものをいれるべし.
ドリルであける穴は『ツール>PTH』
部品の足を入れる穴はもちろん,基板を固定するため穴も『Tool>PTH』で描くべし.
半田付けするときの半田を盛るための土台の銅になりますし,ドリルで穴を開けるための円の中心の目安になります.
その他
プリント基板の設計が出来上がったら、担当の先輩だけでなく
他の制御の先輩や1回生に点検してもらってください
基板を作ってしまったあとの訂正は出来なくはないですが
面倒になるので早めにミスを指摘してもらってください