TPIPAquariumは,スクリプトで自在に動作を変えることができます. 「scripts\UserMain.py」を適当なテキストエディタで開きます.中には,次の4つの関数が定義されています.
これらの関数はTPIPAquariumから必要に応じて呼び出されます. 今回は,画面に文字を描画することが目的なので,
とりあえず,「scripts\UserMain.py」は置いておいて,「bin\TPIPAquarium.bat」を実行します. ※ここで開いたウィンドウは次の説明でも引き続き使用します.しばらく開いておいてください. この文字を描画しているのは,OnDraw関数の中にあった,drawString関数です. drawString関数は,次のようなのパラメータをとります.
これにしたがって,座標(100,200)に水色で"Test"という文字を表示してみましょう. OnDraw関数を次のように変更します.(※青マーカー部を追加)
変更を加えたら,「scripts\UserMain.py」を上書き保存します. 次に,TPIPAquariumでキーボードのF3キーを押して,スクリプト管理画面を表示します. スクリプト管理画面で,「scripts\UserMain.py」を選択した状態で,右クリックします. すると,次のように,少し右下に"Test"の文字が描画されるはずです. 以上で,文字の描画の説明は終わりです.次はキー入力です. |