前回は画面への出力をしました,今回はキーボードから入力をします.
とりあえず入力
簡単な例を試してみます.「scripts\UserMain.py」のOnDraw関数を次のように変更して,上書き保存してください.
scripts\UserMain.py def OnDraw(): if Buttons.Up.IsPress(): drawString(0, 0, "Up is pressed", color=(255,255,255)) # 0以外を返すとこのタスクは死亡する. return 0
スクリプト管理画面で再読み込みすると,次のような画面になります. ↑キーを押してください.押している間は,次のような画面になります. キー入力ができていることがわかります.
キー入力のフォーマットは次のようになります.キーの登録名と入力メソッドは次の見出しを参照してください.
キー入力のフォーマットbool Buttons.キーの登録名.入力メソッド
入力メソッドキー入力には,状態に応じた,4種類のメソッドがあります. メソッド一覧と,Trueになる条件は次のようになります. メソッド
| 前の状態
| 今の状態
| IsFree | 押していない
| 押していない
| IsPush | 押していない
| 押している
| IsPull | 押している
| 押していない
| IsPress | 不問
| 押している
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キーの登録名を確認F4キーを押して入力設定ウィンドウを表示してください. ボタンタブを選択すると,次のような画面になります.
名前列がキーの登録名で,マップ先列が対応するキーです. 先ほど使用した,Upという名前が登録されているのがわかります.
キーの登録(名前の追加とマップ先の追加)キーの登録名一覧の適当な項目を右クリックして, コンテキストメニューの追加(A)をクリックしてください.

ボタン編集ウィンドウが表示されるので,次のように入力し,追加(A)をクリックしてください. これでAという"名前"を追加し, そのAの"マップ先"にキーボードのAキーを追加できました. 一つの"名前"に複数の"マップ先"を登録することもできます.
OKをクリックすると登録完了です. これで,キーボードのAキーを使えるようになりました. 「scripts\UserMain.py」のOnDraw関数を次のように変更すると,動作を確認できます. scripts\UserMain.py def OnDraw(): if Buttons.A.IsPress(): drawString(0, 0, "A is pressed", color=(255,255,255)) # 0以外を返すとこのタスクは死亡する. return 0
これでキー入力は終わりです.
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