3. キー入力をしてみる

前回は画面への出力をしました,今回はキーボードから入力をします.


とりあえず入力

簡単な例を試してみます.「scripts\UserMain.py」のOnDraw関数を次のように変更して,上書き保存してください.

scripts\UserMain.py


def OnDraw():
    if Buttons.Up.IsPress():
        drawString(0, 0, "Up is pressed", color=(255,255,255))
    # 0以外を返すとこのタスクは死亡する.
    return 0

スクリプト管理画面で再読み込みすると,次のような画面になります.

↑キーを押してください.押している間は,次のような画面になります.

キー入力ができていることがわかります.

キー入力のフォーマットは次のようになります.キーの登録名入力メソッドは次の見出しを参照してください.

キー入力のフォーマット

bool Buttons.キーの登録名.入力メソッド

入力メソッド

キー入力には,状態に応じた,4種類のメソッドがあります.
メソッド一覧と,Trueになる条件は次のようになります.
メソッド
前の状態
今の状態
IsFree押していない
押していない
IsPush押していない
押している
IsPull押している
押していない
IsPress不問
押している

キーの登録名を確認

F4キーを押して入力設定ウィンドウを表示してください.
ボタン
タブを選択すると,次のような画面になります.

名前列がキーの登録名で,マップ先列が対応するキーです.

先ほど使用した,Upという名前が登録されているのがわかります.

キーの登録(名前の追加とマップ先の追加)

キーの登録名一覧の適当な項目を右クリックして,
コンテキストメニューの追加(A)をクリックしてください.

ボタン編集ウィンドウが表示されるので,次のように入力し,追加(A)をクリックしてください.

これでAという"名前"を追加し,
そのA"マップ先"キーボードのAキーを追加できました.

一つの"名前"に複数の"マップ先"を登録することもできます.

OKをクリックすると登録完了です.

これで,キーボードのAキーを使えるようになりました.

scripts\UserMain.py」のOnDraw関数を次のように変更すると,動作を確認できます.

scripts\UserMain.py


def OnDraw():
    if Buttons.A.IsPress():
        drawString(0, 0, "A is pressed", color=(255,255,255))
    # 0以外を返すとこのタスクは死亡する.
    return 0

これでキー入力は終わりです.

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