※追記:基板図の画像とファイル(.mb3)を追加しました(2014年11月6日) こんにちは!1日2日のクローバー祭でサッカーロボ(RBX‐SC2014MR)を作ってもらったみなさんありがとうございました。 クローバー祭は終わってしまいましたが、これからサッカーロボ解体新書と題してこのロボットのしくみや製作までの道のりをちょっとだけ紹介していこうと思います。 サッカーロボの仕様を詳しく知りたい人,また,似たようなラジコンロボを作りたい人への参考となれば幸いです. (RBX‐SC2014MRの説明書を添付しています。) 第一弾は使った電子部品と基板図の紹介です。 まずは電子部品から ジョイスティック JT8P-3.2T-B10K-1-16Y マイコン ATtiny13A-PU モータードライバーIC(MDIC) TA7291p モーター(モーターベース,プーリ付き) FA-130RA スライドスイッチ SS12D01G4 電池ボックス BH-331-3A <その他の部品> 紙フェノール基板,EHコネクタソケット,ハウジング,抵抗(1kΩ),赤色LED,ジョイスティックのキャップ,リボンケーブル 基板はマルツ電機. EHコネクタ,ハウジング,リボンケーブル,モーターはデジット ジョイスティックのキャップはラジオショック その他は秋月電子にて買わせていただきました.ありがとうございます. さてこのサッカーロボは以下のような構成で成り立っています. なぜマイコンが2つ有るのかと言うのには以下の理由があります. ・縦長のマイコンとは違いスペースが確保しやすいから ・ATtiny13の価格は1個50円(秋月電子価格)で,2個使ってもtiny2313やmega88等のAVRマイコンより安いから 逆にマイコンそれぞれに値を読み取らせるため, 両者の認識にギャップが生じてまっすぐ進み難く成るなどの点が懸念されます。 しかし上記の利点はそれ以上の価値があるのではないでしょうか? あと,この構造には,ピン配置の関係でマイコンから直線でモータードライバーへの配線ができるという嬉しい副作用もありました. 以下回路図です. (今回は行っていませんでしたが、ジョイスティック周りにレギュレーターやノイズ対策用のコンデンサー等が有ったらなお良かったかもしれません。) 基板図は以下のようになります 大量生産し、かつ子供達にハンダ付けして貰うという点を考慮して ラインの太さは1.6mm、ホール周りには2mmと若干余裕ある設計にしてみました。 先にマイコンとジョイスティックがハンダ付けされていたのは熱に弱いマイコンとピンの間隔が2mmしかないジョイスティックはハンダの難易度が高い為です。 左右のマイコンとMDICが点対称にすることによって配線を簡単にすることができ、 かつMDICの足を外側に曲げておけば間違って逆に挿す心配がなくなるのでお勧めです。 次回はプログラムについて書いていきたいと思います |